2005年11月04日

山の上で、マスターベーションをするのはいいのですか?

女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行(朝日新聞)

 このグループ=「大峰山」に登ろう実行委員会が携えていった質問書が伊田広行氏のホームページにアップされているが、畳みかけるようなしつこさがいい。わたしなんか淡白で控えめなキャラなもんだから、どうしても完膚なきまでにテキを言い負かすことができず、「今日はこのくらいにしといたろ」てな調子でテキトーなところで矛を収めてしまうのよねえ。このハングリー精神は見習わなければ。
 大峰山の女人禁制についてはこのサイトが詳しい。モータリゼーションやレジャーとしてのハイキングの普及にともない御都合主義的に女人結界は縮小された。いまなお、世界遺産に登録して「霊山」を観光地化するのはいとわない一方で、「穢れ」を理由に女人禁制は存続しているわけで、大峰山の御都合主義の伝統は連綿と受け継がれている。
 女人禁制は差別かどうか。地元住民の「自分たちは差別をしていない。男性であれば、たとえ(被差別)部落の人でも登ってもらっている」という発言が全てを物語っている。差別で飯を食う地元住民たちよ、まっとうな稼業につきなさい。

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posted by 労働者L at 21:26| Comment(11) | TrackBack(5) | セクシャリティ

2005年08月31日

Aさんのこと

 わたしが住む自治体の広報紙を見てちょっと驚いた。知人Aさんについて、こう書いてある。
 シングルマザーとして、働きながら子どもを育ててこられたというAさんにお話を伺いました。

 なぜ驚いたのかというと、Aさんは戸籍の上では男なのだ。しかし性自認は女。いわゆるトランスジェンダーだ。そういう人を、行政の出版物が女として扱っているのが興味深い。その記事を執筆した自治体職員にはAさんが女に見えたのだろう。
 Aさんは服装はユニセックスだが、女性ホルモンの注射などをしているため、どうやら最近知りあった人にはけっこう女に見えるらしい。わたしが知りあった頃はAさんは男として生活していたため、今でもわたしには男にしか見えないのだが。ちなみに、わたしは理屈の上ではそもそも性別二元論に反対しているにもかかわらず、人を見かけで男か女かと判断してしまう長年身についた習慣を脱することができない。
 ともあれ、一般に人が他人の男女を判別する基準はどこにあるのだろうか、とAさんを見ていると考えてしまう。

 ところで、読者の皆様におしらせです。1ヶ月の間、毎日更新することを目標にしてがんばってきました。内容はともかく、どうにか目標を達成できたのはひとえに皆様のアクセス、コメント、投票での励ましのおかげです。楽しい1ヶ月でしたが、記事を書くことにおわれて好きな読書もできず、正直ちょっとしんどさも感じています。そこで、誠に勝手ではありますが、9月からは更新の頻度を2、3日に1回程度にペースダウンさせてもらおうかと考えています。その分、少しは中身の濃い記事を書くよう努力していきたいと思いますので、これからも変わらぬご愛顧をよろしくおねがいします。

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posted by 労働者L at 16:53| Comment(2) | TrackBack(0) | セクシャリティ