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2007年02月25日
こういう人に県議になってほしい
公選法違反の裁判で無罪になった中山信一氏には、ぜひ来る4月の鹿児島県議選に再挑戦してほしい。中山氏の政治的立場はよく知らないが、かってはボランティアとして警察に協力していたというから決して警察に批判的だったわけではないだろう。だけど今では警察権力の恐ろしさを身をもって体験したわけで、こういう人にぜひ県議会で活躍してほしい。
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posted by 労働者L at 22:23| 政治
2007年01月25日
三億五千万円也
08年非常任理事選、日本出馬の意向 モンゴル「譲る」(朝日新聞)
安倍首相は24日、モンゴルのエンフバヤル大統領と電話で国連改革について意見交換した。大統領は、08年秋の国連安全保障理事会の非常任理事国選挙への立候補を辞退する考えを伝え、日本に出馬を要請。これを受け、首相は選挙に立候補する意向を表明した。アジア枠ではイランが立候補を予定しているが、核開発問題で安保理制裁決議を受けており、政府は09年から日本が非常任理事国となる公算が大きいと見ている。
安倍首相は同日夜、「大統領のリーダーシップ、またモンゴル国民に心からお礼を申し上げたい。モンゴルの好意に応えて、我々も責任を果たしていきたい」と首相官邸で記者団に語った。 (中略)
だが、昨年末で任期が切れ、政府内では安保理での影響力低下を懸念する声が強かった。そのため政府は昨夏に小泉首相(当時)がモンゴルを訪問した際、3億5000万円の無償支援を約束するなど関係強化を図るとともに、水面下で立候補を取り下げ日本に枠を譲るよう要請、内諾を得ていたという。外務省幹部は「安保理に議席があるかないかで、影響力が全く違う」としており、今後、常任理事国入りを目指す上でも、安保理での議席確保が重要との立場だ。
非常任理事国のイスは三億五千万円也。なにが「モンゴルの好意」だよ。そんなしょーもないことに税金使うな!晋三が自腹で払っとけ!
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posted by 労働者L at 21:55| 政治
2007年01月22日
昨日の選挙
ニュースを読んでいて、昨日再選された加戸愛媛県知事を社民党が支持していることを知って驚いた。周知のように、加戸は教育委員会の頭越しに「つくる会」教科書の採用を決めた文部官僚上がりのタカ派だ。民主党さえ推薦や支持をしていないのに、社民党だいじょうぶか?
一方、そのまんま東だが、「一般談合がなくなってしまうと中小零細企業にとって大きな打撃となる。社会に必要悪というものもある」と発言して批判され、あわてて撤回していたが、わたしはその通りだと思う。こんなこと言うくらいだから、当選したら全国の模範になるような公契約条例を作ってほしい、と思っていたが、彼のマニフェストを読むと一般競争入札を拡大することしか書いてない。これでは中小零細企業やそこで働く人たちへの打撃はますます大きくなるだけだ。
それから、昨日は滋賀県余呉町長選もあった。高レベル放射性廃棄物最終処分場の反対運動が擁立した候補が自民党の候補を僅差で破った。嘉田県政のためにもよかった。
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一方、そのまんま東だが、「一般談合がなくなってしまうと中小零細企業にとって大きな打撃となる。社会に必要悪というものもある」と発言して批判され、あわてて撤回していたが、わたしはその通りだと思う。こんなこと言うくらいだから、当選したら全国の模範になるような公契約条例を作ってほしい、と思っていたが、彼のマニフェストを読むと一般競争入札を拡大することしか書いてない。これでは中小零細企業やそこで働く人たちへの打撃はますます大きくなるだけだ。
それから、昨日は滋賀県余呉町長選もあった。高レベル放射性廃棄物最終処分場の反対運動が擁立した候補が自民党の候補を僅差で破った。嘉田県政のためにもよかった。
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posted by 労働者L at 20:02| 政治
2005年12月17日
少子化賛成!
超少子化日本 総人口 今年にも減少(産経新聞)
少子化がなぜいけないかがサッパリ分からない。世界では人口爆発が進んでいて、増えすぎた人間が地球の資源を食いつぶしてしまいそうだというのに、なぜ日本政府はわざわざ苦労して人口を増やそうというのだろうか?戦争や飢餓などの悲惨な理由によらずに人口減少を実現しつつあることは、何よりもダメなニッポンが世界に誇れる数少ない美点のひとつだ。
そりゃもちろんわたしだって少子化を手放しで礼賛しているわけじゃない。まずリプロダクティブ・ライツを充分保障していかなければならない。例えば、シングルマザーや障害者などが出産・育児をしにくい現状を改める必要がある。産みたい人は産める、だけど産みすぎないようにするコンセンサスを図る。これが理想だ。
少子高齢化で生産の担い手が減ったらどうする、という財界筋の心配も決してなおざりには出来ない。だけどこのまま世界で人口爆発を放置しておいたら人類は破滅するしかないわけで、どうしたって人口ピラミッドのアンバランスを覚悟して人口の抑制に踏み切らざるをえない。そうだとすれば、人口減少先進国たるわがニッポンこそが、人口を減らしつついかに経済をソフトランディングさせるか、という貴重な実験に取り組むことができる位置にある。
何も今のような大量生産・大量消費の環境破壊型経済を維持する必要はない。労働力の減少に応じて生産力を落としつつ、分配を工夫することで環境にやさしくつつましやかで平等な経済をつくる。実現は至難のわざだが、そうでもしなければ人類が生存しつづけることはできないだろう。
そういう良いお手本を世界に示すほうが、時代錯誤の「産めよ増やせよ」よりよっぽどクールだと思うけどなあ、猪口君。まああんたらには無理だろうけど。
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少子化がなぜいけないかがサッパリ分からない。世界では人口爆発が進んでいて、増えすぎた人間が地球の資源を食いつぶしてしまいそうだというのに、なぜ日本政府はわざわざ苦労して人口を増やそうというのだろうか?戦争や飢餓などの悲惨な理由によらずに人口減少を実現しつつあることは、何よりもダメなニッポンが世界に誇れる数少ない美点のひとつだ。
そりゃもちろんわたしだって少子化を手放しで礼賛しているわけじゃない。まずリプロダクティブ・ライツを充分保障していかなければならない。例えば、シングルマザーや障害者などが出産・育児をしにくい現状を改める必要がある。産みたい人は産める、だけど産みすぎないようにするコンセンサスを図る。これが理想だ。
少子高齢化で生産の担い手が減ったらどうする、という財界筋の心配も決してなおざりには出来ない。だけどこのまま世界で人口爆発を放置しておいたら人類は破滅するしかないわけで、どうしたって人口ピラミッドのアンバランスを覚悟して人口の抑制に踏み切らざるをえない。そうだとすれば、人口減少先進国たるわがニッポンこそが、人口を減らしつついかに経済をソフトランディングさせるか、という貴重な実験に取り組むことができる位置にある。
何も今のような大量生産・大量消費の環境破壊型経済を維持する必要はない。労働力の減少に応じて生産力を落としつつ、分配を工夫することで環境にやさしくつつましやかで平等な経済をつくる。実現は至難のわざだが、そうでもしなければ人類が生存しつづけることはできないだろう。
そういう良いお手本を世界に示すほうが、時代錯誤の「産めよ増やせよ」よりよっぽどクールだと思うけどなあ、猪口君。まああんたらには無理だろうけど。
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2005年12月11日
自称野党
そういえば、
首相、民主に大連立打診 前原代表は即座に拒否(共同通信)
なんてニュースがあったけど、わたしも「美しい日本のわたし」で同じこと書いてたことを思い出した。前原くん、せっかくの純ちゃんの誘いを断るなんてアホだな。プライドさえ捨てて毒まんじゅう食べればラクになれたのに。重要閣僚のポストもゲットできたし、うまくすりゃ安倍を出し抜いて次期首相に!、なんてこともあったかもしれないのになあ。惜しいことをしたもんだ。
どうやら、民主党が野党だと思っているのは自分たちだけだってことがこれで分かったな。これからは「自称野党」と呼んでしんぜよう。
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首相、民主に大連立打診 前原代表は即座に拒否(共同通信)
なんてニュースがあったけど、わたしも「美しい日本のわたし」で同じこと書いてたことを思い出した。前原くん、せっかくの純ちゃんの誘いを断るなんてアホだな。プライドさえ捨てて毒まんじゅう食べればラクになれたのに。重要閣僚のポストもゲットできたし、うまくすりゃ安倍を出し抜いて次期首相に!、なんてこともあったかもしれないのになあ。惜しいことをしたもんだ。
どうやら、民主党が野党だと思っているのは自分たちだけだってことがこれで分かったな。これからは「自称野党」と呼んでしんぜよう。
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2005年11月30日
西村真悟の件
西村真悟の件で気になることがある。
<西村議員逮捕>同期弁護士の説得で一転、認める(毎日新聞)によると、大阪地検がいったん西村の罪は問わないことに決めたあと方針が変わり、鈴木は大阪地検、西村は大阪府警警備部が逮捕することになったという。警備部というのは公安警察だ。弁護士の名義貸しに公安が登場してきたのも、地検が西村の身柄を府警に「丸投げ」したのも不自然だ。弁護士法違反は事実上の別件逮捕で、むしろ西村に群がる右翼の情報を得るのが今回の逮捕の真の目的ではなかろうか?そう考えると、小泉政権が朝鮮民主主義人民共和国との関係改善を準備しているのだろうか、とか色々妄想が広がるが、調子こいてエエ加減なことを書くのは控えておこう。
西村センセー、右翼について洗いざらいしゃべれば、拘置所のおせちは食べずに済みまっせ。いやちょっと間にあわないかな。
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<西村議員逮捕>同期弁護士の説得で一転、認める(毎日新聞)によると、大阪地検がいったん西村の罪は問わないことに決めたあと方針が変わり、鈴木は大阪地検、西村は大阪府警警備部が逮捕することになったという。警備部というのは公安警察だ。弁護士の名義貸しに公安が登場してきたのも、地検が西村の身柄を府警に「丸投げ」したのも不自然だ。弁護士法違反は事実上の別件逮捕で、むしろ西村に群がる右翼の情報を得るのが今回の逮捕の真の目的ではなかろうか?そう考えると、小泉政権が朝鮮民主主義人民共和国との関係改善を準備しているのだろうか、とか色々妄想が広がるが、調子こいてエエ加減なことを書くのは控えておこう。
西村センセー、右翼について洗いざらいしゃべれば、拘置所のおせちは食べずに済みまっせ。いやちょっと間にあわないかな。
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2005年10月28日
反抗期
自民党造反組がさきの郵政民営化法案の採決で雪崩をうって賛成に転向した中、さすがに国民新党は反対を堅持したが、自民党の処分にはこんな反応。
国民新党:自民提訴を検討 「綿貫代表ら除名は不当」(毎日新聞)
「自民党離党と新党結成は総務省にも認められており、一方的に除名処分にされ名誉を著しく傷つけられた」って意味不明だぞ、おい!見切りをつけた自民党に除名されるなら、むしろ名誉なことではないのか?総務省うんぬんに至っては、政党の内部問題を政府の判断に委ねる思考法であり、もはや結社の自由を自ら放棄したに等しい。
提訴ともなるといっけん自民党と真っ向から対立しているかのようだが、結局甘えたのローティーンみたいなものだ。主義も主張もありゃしない。まあ最初から分かっていたことだが。
連中が裁判に訴えるのは勝手だが、ぜひ裁判所は請求を棄却してほしい。連中の「反抗期」のせいで、結社の自由を侵害する悪しき判例を残されてはたまらない。
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国民新党:自民提訴を検討 「綿貫代表ら除名は不当」(毎日新聞)
「自民党離党と新党結成は総務省にも認められており、一方的に除名処分にされ名誉を著しく傷つけられた」って意味不明だぞ、おい!見切りをつけた自民党に除名されるなら、むしろ名誉なことではないのか?総務省うんぬんに至っては、政党の内部問題を政府の判断に委ねる思考法であり、もはや結社の自由を自ら放棄したに等しい。
提訴ともなるといっけん自民党と真っ向から対立しているかのようだが、結局甘えたのローティーンみたいなものだ。主義も主張もありゃしない。まあ最初から分かっていたことだが。
連中が裁判に訴えるのは勝手だが、ぜひ裁判所は請求を棄却してほしい。連中の「反抗期」のせいで、結社の自由を侵害する悪しき判例を残されてはたまらない。
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2005年10月21日
小泉の靖国参拝について
今回の小泉の靖国参拝について、多くの人がブログで発言している。定点観測やら何やらで遅くなってしまったが、この機会にわたしもこの問題について思うところを少し述べておこうと思う。
わたしは冠婚葬祭が嫌いで、特に葬式は嫌いだ。まあ、葬式が好きでたまらない人はそういないだろう。しかし、わたしの場合、結婚制度に反対なのだが、それでも葬式のほうが結婚式より嫌いだ。
なぜなら葬式は主役が不在だからだ。主役の死人のためではなく、残った周りの者たちのために行われる。
それだけならまだしも、葬式というものはしばしば、死のもつ重みを悪用した醜悪な政治集会になる。「故人は生前は善良な人柄で皆に愛されていた。残された家族は悲しみにうちひしがれながらも健気に生きていくだろう。お父さんも亡くなったし、兄弟のいさかいはもうやめにしよう」みたいな。
人の死は重い。重いからこそ慎重に扱われなければならない。「英霊」とか持ち上げたふりをして軽々しく人の死を利用するような政治家の行う政治は、まさしく人の死を軽んじている。
小泉の靖国参拝。これはまぎれもないひとつの政治的主張だが、そのために人の死を利用するのは卑怯だ。主張は言葉だけで語るべきだ。
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わたしは冠婚葬祭が嫌いで、特に葬式は嫌いだ。まあ、葬式が好きでたまらない人はそういないだろう。しかし、わたしの場合、結婚制度に反対なのだが、それでも葬式のほうが結婚式より嫌いだ。
なぜなら葬式は主役が不在だからだ。主役の死人のためではなく、残った周りの者たちのために行われる。
それだけならまだしも、葬式というものはしばしば、死のもつ重みを悪用した醜悪な政治集会になる。「故人は生前は善良な人柄で皆に愛されていた。残された家族は悲しみにうちひしがれながらも健気に生きていくだろう。お父さんも亡くなったし、兄弟のいさかいはもうやめにしよう」みたいな。
人の死は重い。重いからこそ慎重に扱われなければならない。「英霊」とか持ち上げたふりをして軽々しく人の死を利用するような政治家の行う政治は、まさしく人の死を軽んじている。
小泉の靖国参拝。これはまぎれもないひとつの政治的主張だが、そのために人の死を利用するのは卑怯だ。主張は言葉だけで語るべきだ。
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2005年10月15日
ヒカゲシビレタケと共謀罪
郵政民営化法案はすんなり成立してしまった。おもしろくない気分だが、もともと2か月前に成立していたはずのものが予想外に遅れただけだ。それに完全民営化までにはまだ12年ある。これですべてが終わったわけではない。
資本家政府を一気に倒す策などない以上、自分にできることを怠けつつぼちぼちやるしかない。
首相公邸前庭に違法キノコ=麻薬原料含有、午後に除去(時事通信)
いつの間にヒカゲシビレタケが麻薬取締法の対象になったんだ?ヒカゲシビレタケなんてそこらじゅうの山に普通に生えているわけだが、そういうものを所持することを禁止する法律ってのは無理がないかい?純ちゃんは官邸メルマガでもこのキノコのことを吹聴していたようだが、もし純ちゃんが好奇心にかられてヒカゲシビレタケをひっこ抜いて執務室に持ち帰ったりしてたら7年以下の懲役に処せられるところだったよ(この記述は誤りです。下のコメント欄を参照してください。)。飛ぶ鳥を落とす勢いの純ちゃんが思わぬところで足をすくわれるところだったね。あぶない、あぶない。
そう考えると、麻薬取締法はある意味共謀罪なみに恐ろしい法律だな。最近純ちゃんは調子こいて挑発的な発言が増えているようだから、共謀罪が成立したら発言にも用心した方がいいよ。
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資本家政府を一気に倒す策などない以上、自分にできることを怠けつつぼちぼちやるしかない。
首相公邸前庭に違法キノコ=麻薬原料含有、午後に除去(時事通信)
いつの間にヒカゲシビレタケが麻薬取締法の対象になったんだ?ヒカゲシビレタケなんてそこらじゅうの山に普通に生えているわけだが、そういうものを所持することを禁止する法律ってのは無理がないかい?純ちゃんは官邸メルマガでもこのキノコのことを吹聴していたようだが、もし純ちゃんが好奇心にかられてヒカゲシビレタケをひっこ抜いて執務室に持ち帰ったりしてたら7年以下の懲役に処せられるところだったよ(この記述は誤りです。下のコメント欄を参照してください。)。飛ぶ鳥を落とす勢いの純ちゃんが思わぬところで足をすくわれるところだったね。あぶない、あぶない。
そう考えると、麻薬取締法はある意味共謀罪なみに恐ろしい法律だな。最近純ちゃんは調子こいて挑発的な発言が増えているようだから、共謀罪が成立したら発言にも用心した方がいいよ。
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2005年09月19日
テレビよ、政治を語るな
「劇場型選挙」TV好きは自民に…読売ネットモニター
衆院選直後に読売新聞社が全国のインターネットの利用者1000人に行った「衆院選ネットモニター」の第3回調査結果が19日、まとまった。
平日1日あたりのテレビ視聴時間が長い層ほど、おおむね自民党や小泉首相を支持する割合が高いことが分かった。
先の衆院選では、自民党が、郵政民営化法案に反対票を投じた候補者に対立候補を擁立したことがメディアで注目を集め、「劇場型選挙」とも呼ばれた。テレビの長時間視聴層の多くが実際に自民党を支持していたことが、裏付けられた。(後略)(読売新聞) - 9月19日20時30分更新
読売新聞はおもしろいこと調べてるな。わたしはろくにテレビを見もしないくせに「もしテレビニュースがなかったら、小泉が首相になることなどなかっただろう」などと書いたが、数字で裏付けられたかたちだ。
ところで、筋肉少女帯に「労働者L」っていう曲があるの?詳しい人教えて!
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衆院選直後に読売新聞社が全国のインターネットの利用者1000人に行った「衆院選ネットモニター」の第3回調査結果が19日、まとまった。
平日1日あたりのテレビ視聴時間が長い層ほど、おおむね自民党や小泉首相を支持する割合が高いことが分かった。
先の衆院選では、自民党が、郵政民営化法案に反対票を投じた候補者に対立候補を擁立したことがメディアで注目を集め、「劇場型選挙」とも呼ばれた。テレビの長時間視聴層の多くが実際に自民党を支持していたことが、裏付けられた。(後略)(読売新聞) - 9月19日20時30分更新
読売新聞はおもしろいこと調べてるな。わたしはろくにテレビを見もしないくせに「もしテレビニュースがなかったら、小泉が首相になることなどなかっただろう」などと書いたが、数字で裏付けられたかたちだ。
ところで、筋肉少女帯に「労働者L」っていう曲があるの?詳しい人教えて!
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2005年09月17日
根っこをみっつほど
いやー、ブログをやっててよかった、と痛感しました。ブログを始めていなければ知りあうこともなかったであろうたくさんの人たちとこうして意見を交換できるとは素晴らしいことです。特に、アッテンボローさんなどの尽力のおかげで、今まで互いに知らんぷりしていた代々木系と反代々木系のブロガーが生産的な交流を始めたのは画期的なことです。怠惰で社交性のない労働者Lは早くもこの論争から脱落しつつありますが(笑)、こうした一連の動きのきっかけを作ることに参加できただけでも満足です。
さて、この論争の過程でたくさんの方々のブログを読み、たくさんのコメントを頂く中で、わたしが「共産党の選挙戦術について」で言いたかったことの、さらに根っこの部分に何があるのか、ということを、遅ればせながらやっと自覚できるようになってきました(遅すぎだ、まったく)。以下、その「根っこ」について記していきますが、わたしとしてはこれをもって論争の項目を増やそうという意図はありません。議論が拡散してしまいますし(もちろん、ご意見・反論お断り、という意味ではありません。いつも通りコメント大歓迎です。)。ただ、自らの「気持ちの交通整理」を恥ずかしながら公開することが、もしかしたら読者の皆さんにも寄与するものがあるのではないか、ということで。
まず、わたしたち反代々木系は社民党に甘く、共産党にからい傾向があるのではないか、ということです。小選挙区に当選する可能性のない候補を立てて野党の票を分散させているという点については、規模の大小はあれ、五十歩百歩なのに、なぜか社民党は批判されない。これはおかしい、と思ったわけです。
そりゃ、わたしも一応おおざっぱには理解しているつもりですよ、共産党と新左翼の間に今までどういういきさつがあったか、ということは。反面、社会党=社民党が新左翼をも受け入れる寛大さを持っていることに多くの人が恩義を感じているのも当然です。
しかし、それならばこそです。もし身近な社民党が間違ったことをしていると思ったら、それを真っ先に忠告するべきです。それが本当の信頼関係というものです。その人が正しいかどうか、ではなく、その人が自分の「仲間」かどうかを基準にして善悪を判断する習慣は、こと左翼業界に限らず、わたしたちの周りに広く行き渡っています。わたしは、これがだいっ嫌いなのです。だからわたしは共産党が嫌いですし、なにかというと共産党につらくあたる新左翼文化にも違和感を感じるのです。まさにこれこそがセクト主義の正体だと思います。
嫌いだからこそ共産党にはよりあまく、「好き」だからこそ社民党にはよりからく、わたしはそうありたいと考えています。
なお、この問題については、黒目さんからいただいた以下のコメントで今ではかなり納得した、ということをつけ加えておきます。
次にいきましょう。この論争では、小泉政権の継続はたとえ奥の手を使ってでも阻むべきほどの危機である、という情勢判断が重要な争点になっています。もちろんこの情勢判断の是非については真剣に論じられるべきですし、現に論じられています。
それはいいのですが、いっぽうで正直なところ、危機を煽るような言説に対する違和感がわたしの中にあるのです。危機を叫びたて、恐怖を煽り、人々を動員する。これはまさにいま小泉がやっていることですし、左翼文化の中にも一部見られる現象です。
しかし、恐怖につき動かされた大衆ほど恐ろしいものはありません。落ち着きこそが必要です。危機を叫ぶ声の大きな人に対抗して大声でやりかえすよりも、静かに反論するべきです。わたしたちは散文の世界を生きているのです。大層な危機など滅多とやってこないのです。
もっとも、このように落ち着きはらっているうちにドイツ社民党は「ナチス」に政権をもっていかれてしまったのかも知れません(よく知らないのですが)。稀には危機が来ることも事実です。
あと、勝つためには例え新自由主義者とでも手を組む、というマキャベリズムの是非です。小泉自民党は権力を維持するためなら公明党ともホリエモンとも結んでいます。こういう節操のなさをわたしたちも見習うべきでしょうか。
共産党や社民党が小選挙区の候補を引き上げることで首尾よく民主党を勝たせることができたとしましょう。その結果できた民主党政権は当然ながら新自由主義的な「改革」を推し進めるでしょう。そうなったら革新側としてはそれを批判せざるを得ません。すると「なんだ、あいつらは自分たちが勝たせた民主党を批判しとるのかよ」と受け取られるのが自然だと思います。
ひとにすっきり説明できない権謀術数は使いたくありません。まさにこういう態度こそが「左翼小児病」なのかも知れませんが。
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さて、この論争の過程でたくさんの方々のブログを読み、たくさんのコメントを頂く中で、わたしが「共産党の選挙戦術について」で言いたかったことの、さらに根っこの部分に何があるのか、ということを、遅ればせながらやっと自覚できるようになってきました(遅すぎだ、まったく)。以下、その「根っこ」について記していきますが、わたしとしてはこれをもって論争の項目を増やそうという意図はありません。議論が拡散してしまいますし(もちろん、ご意見・反論お断り、という意味ではありません。いつも通りコメント大歓迎です。)。ただ、自らの「気持ちの交通整理」を恥ずかしながら公開することが、もしかしたら読者の皆さんにも寄与するものがあるのではないか、ということで。
まず、わたしたち反代々木系は社民党に甘く、共産党にからい傾向があるのではないか、ということです。小選挙区に当選する可能性のない候補を立てて野党の票を分散させているという点については、規模の大小はあれ、五十歩百歩なのに、なぜか社民党は批判されない。これはおかしい、と思ったわけです。
そりゃ、わたしも一応おおざっぱには理解しているつもりですよ、共産党と新左翼の間に今までどういういきさつがあったか、ということは。反面、社会党=社民党が新左翼をも受け入れる寛大さを持っていることに多くの人が恩義を感じているのも当然です。
しかし、それならばこそです。もし身近な社民党が間違ったことをしていると思ったら、それを真っ先に忠告するべきです。それが本当の信頼関係というものです。その人が正しいかどうか、ではなく、その人が自分の「仲間」かどうかを基準にして善悪を判断する習慣は、こと左翼業界に限らず、わたしたちの周りに広く行き渡っています。わたしは、これがだいっ嫌いなのです。だからわたしは共産党が嫌いですし、なにかというと共産党につらくあたる新左翼文化にも違和感を感じるのです。まさにこれこそがセクト主義の正体だと思います。
嫌いだからこそ共産党にはよりあまく、「好き」だからこそ社民党にはよりからく、わたしはそうありたいと考えています。
なお、この問題については、黒目さんからいただいた以下のコメントで今ではかなり納得した、ということをつけ加えておきます。
(前略)もうひとつは、社民党が出るという場合には、ある程度は「地盤」という発想がある。結果的にかなり悲惨な得票の選挙区もたくさんありますが、それでも「そこの土地をその人が基盤にしているから」とか、「社民党の支持者が多い土地なので、誰か立てないわけにはいかない」とか、そおゆう判断で行われている筈です。
日本共産党の場合は、学校で民青やってて、民商に就職して帳簿繰ってたようなんを、人数の都合のつく限り立候補させるというものです。そんなバイトで雇ってきたような候補者は、今すぐにでもおろせる。そもそも中選挙区の時代から、共産党が当選していたようなところは、ちゃんと地盤があるところだけなわけで、そんな「党役員32歳」みたいなんが当選するわけもないのでありまして。
次にいきましょう。この論争では、小泉政権の継続はたとえ奥の手を使ってでも阻むべきほどの危機である、という情勢判断が重要な争点になっています。もちろんこの情勢判断の是非については真剣に論じられるべきですし、現に論じられています。
それはいいのですが、いっぽうで正直なところ、危機を煽るような言説に対する違和感がわたしの中にあるのです。危機を叫びたて、恐怖を煽り、人々を動員する。これはまさにいま小泉がやっていることですし、左翼文化の中にも一部見られる現象です。
しかし、恐怖につき動かされた大衆ほど恐ろしいものはありません。落ち着きこそが必要です。危機を叫ぶ声の大きな人に対抗して大声でやりかえすよりも、静かに反論するべきです。わたしたちは散文の世界を生きているのです。大層な危機など滅多とやってこないのです。
もっとも、このように落ち着きはらっているうちにドイツ社民党は「ナチス」に政権をもっていかれてしまったのかも知れません(よく知らないのですが)。稀には危機が来ることも事実です。
あと、勝つためには例え新自由主義者とでも手を組む、というマキャベリズムの是非です。小泉自民党は権力を維持するためなら公明党ともホリエモンとも結んでいます。こういう節操のなさをわたしたちも見習うべきでしょうか。
共産党や社民党が小選挙区の候補を引き上げることで首尾よく民主党を勝たせることができたとしましょう。その結果できた民主党政権は当然ながら新自由主義的な「改革」を推し進めるでしょう。そうなったら革新側としてはそれを批判せざるを得ません。すると「なんだ、あいつらは自分たちが勝たせた民主党を批判しとるのかよ」と受け取られるのが自然だと思います。
ひとにすっきり説明できない権謀術数は使いたくありません。まさにこういう態度こそが「左翼小児病」なのかも知れませんが。
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2005年09月14日
共産党の選挙戦術について
今回の選挙結果をどう見るかについて、色々なブログを読みましたが、その中でちょっと疑問に思ったことがあります。アッテンボローさんはこう書いておられます。
黒目さんや旗旗さんのブログにも同様の記述がありますが、わたしはこういった批判は筋違いではないかと考えます。その理由を以下論じていきます。なお、念のため最初に断っておきますが、別にわたしは共産党員でもシンパでもありません。このブログを読んでくださっている方ならお分かりでしょうが、わたしなぞにシンパシーを抱かれたりしては共産党はさぞ迷惑なことでしょう(笑)。むしろわたしは常日頃ニッキョーの悪口ばかり言っている、どこにでもいる普通の左翼です。
現実的な問題から検討していきましょう。もし選挙共闘が成立し、共産党候補に投じられた票が全て民主党にまわっていたとしたらどうなったか。本当は全ての選挙区について調べるべきでしょうが、わたしにはそんな根性もヒマもないので、今回の自民党の大勝を象徴する地であり、もともとは比較的民主党や共産党が強かった東京で調べてみました。与党が勝利した24の選挙区のうち、民主党と共産党の票の合計が与党を上回っていたのは5つの選挙区です。これを多いとみるか少ないとみるかは微妙です。それに選挙共闘が単純な足し算を結果するとはかぎりません。しかしいずれにしろ「共産党が小泉打倒の闘いの中では桎梏物でしかない」(旗旗さん)というのは言い過ぎではないかと思います。
共産党の「セクト主義」を批判する皆さんは、民主党や社民党についてはどうお考えでしょうか?わたしは必ずしも丹念にニュースをチェックしているわけではないのでよく知らないのですが、民主党や社民党が共産党に対して選挙共闘を申し入れた、という事実があるのでしょうか?社民党は小選挙区に38人の候補を立てましたが、その大半は共産党と同じく当選見込みのない「泡沫」でした。社民党の「セクト主義」へも批判を加えるべきではないですか?神奈川11区の天木直人氏や兵庫1区の原和美氏はどうですか?
わたしも皆さんと同じく共産党はゴリゴリのセクト主義だと思っています。共産党は社民党と選挙共闘しない理由を、「社民党は改憲派の民主党と選挙共闘しているから」と説明していますが、これなど自らのセクト主義を糊塗するためのとってつけた言い訳に過ぎません。ですが、言うまでもなく選挙共闘とは双方の合意があって初めて成り立つものです。仮に共産党が選挙共闘を申し入れたとしても、社民党はともかく民主党がそれを受け入れるなどということは100パーセントありえない、と思いますが。それとも民主党にそっぽを向かれても共産党は滅私奉公すべきなのでしょうか?
次に検討すべきことは、民主党は果たして革新勢力が犠牲を払ってまで勝たせてやる値打ちがあるのかどうか、ということです。わたしは自民党も民主党も新自由主義者の党だと考えています。むしろ民主党のほうがよりはっきりした新自由主義です。その限りでは、自民党を負かすために民主党を勝たせても何にもならないと思います。
ただ、政党や政府の実力は指導者いかんによってかなり変わってくるという現実があります。つまり、小泉純一郎を類まれな指導者と見るか、平凡な指導者と見るか、が問題になります。もし小泉が他に替わりがいない、資本家たちにとって唯一の頼みの綱のような存在だとしたら、小泉を追放するためにあらゆる手立てを尽くし、ブルジョア政党との共闘もすべきです。ですが、わたしには小泉はそれほどの値打ちがあるようには見えません。発言は森喜朗なみにトンデモですし、政策の実行力も大してありません。普通の首相なら調整力を発揮してとっくの昔に郵政民営化法案を成立させていたはずです。靖国参拝への拘泥は明らかに独占資本の利益を損ねています。
もっとも、この点について、正直わたしには多少迷いがあります。小泉は一見バカな行動をしつつ、世の動きを敏感に察する天才なのかもしれません。皆さんのご意見をお待ちしています。
わたしの結論はこうです。共産党は社民党や新社会党、それに多くの進歩的な運動や個人との共闘を追求すべきです。それをネグレクトしている責任が共産党にありますし、おそらく社民党や新社会党にもあります。しかし、民主党に遠慮して候補を引っ込める必要はありません。共産党は腐っていますが革新政党です。民主党は新自由主義政党です。共産党憎しのあまり、このことを見失ってはいけないと思います。
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三番目に思うことは日共スターリン主義による党利党略のための小選挙区における泡沫候補擁立戦術への怒りである。小選挙区制度においては、たった一人の当選者しかいないためにそれ以外の候補者に投じられた票は全て死に票となる。日共スターリン主義はそれを承知で労働者の投票行動を分裂に導き「自民党に勝利を譲った」のだ。
黒目さんや旗旗さんのブログにも同様の記述がありますが、わたしはこういった批判は筋違いではないかと考えます。その理由を以下論じていきます。なお、念のため最初に断っておきますが、別にわたしは共産党員でもシンパでもありません。このブログを読んでくださっている方ならお分かりでしょうが、わたしなぞにシンパシーを抱かれたりしては共産党はさぞ迷惑なことでしょう(笑)。むしろわたしは常日頃ニッキョーの悪口ばかり言っている、どこにでもいる普通の左翼です。
現実的な問題から検討していきましょう。もし選挙共闘が成立し、共産党候補に投じられた票が全て民主党にまわっていたとしたらどうなったか。本当は全ての選挙区について調べるべきでしょうが、わたしにはそんな根性もヒマもないので、今回の自民党の大勝を象徴する地であり、もともとは比較的民主党や共産党が強かった東京で調べてみました。与党が勝利した24の選挙区のうち、民主党と共産党の票の合計が与党を上回っていたのは5つの選挙区です。これを多いとみるか少ないとみるかは微妙です。それに選挙共闘が単純な足し算を結果するとはかぎりません。しかしいずれにしろ「共産党が小泉打倒の闘いの中では桎梏物でしかない」(旗旗さん)というのは言い過ぎではないかと思います。
共産党の「セクト主義」を批判する皆さんは、民主党や社民党についてはどうお考えでしょうか?わたしは必ずしも丹念にニュースをチェックしているわけではないのでよく知らないのですが、民主党や社民党が共産党に対して選挙共闘を申し入れた、という事実があるのでしょうか?社民党は小選挙区に38人の候補を立てましたが、その大半は共産党と同じく当選見込みのない「泡沫」でした。社民党の「セクト主義」へも批判を加えるべきではないですか?神奈川11区の天木直人氏や兵庫1区の原和美氏はどうですか?
わたしも皆さんと同じく共産党はゴリゴリのセクト主義だと思っています。共産党は社民党と選挙共闘しない理由を、「社民党は改憲派の民主党と選挙共闘しているから」と説明していますが、これなど自らのセクト主義を糊塗するためのとってつけた言い訳に過ぎません。ですが、言うまでもなく選挙共闘とは双方の合意があって初めて成り立つものです。仮に共産党が選挙共闘を申し入れたとしても、社民党はともかく民主党がそれを受け入れるなどということは100パーセントありえない、と思いますが。それとも民主党にそっぽを向かれても共産党は滅私奉公すべきなのでしょうか?
次に検討すべきことは、民主党は果たして革新勢力が犠牲を払ってまで勝たせてやる値打ちがあるのかどうか、ということです。わたしは自民党も民主党も新自由主義者の党だと考えています。むしろ民主党のほうがよりはっきりした新自由主義です。その限りでは、自民党を負かすために民主党を勝たせても何にもならないと思います。
ただ、政党や政府の実力は指導者いかんによってかなり変わってくるという現実があります。つまり、小泉純一郎を類まれな指導者と見るか、平凡な指導者と見るか、が問題になります。もし小泉が他に替わりがいない、資本家たちにとって唯一の頼みの綱のような存在だとしたら、小泉を追放するためにあらゆる手立てを尽くし、ブルジョア政党との共闘もすべきです。ですが、わたしには小泉はそれほどの値打ちがあるようには見えません。発言は森喜朗なみにトンデモですし、政策の実行力も大してありません。普通の首相なら調整力を発揮してとっくの昔に郵政民営化法案を成立させていたはずです。靖国参拝への拘泥は明らかに独占資本の利益を損ねています。
もっとも、この点について、正直わたしには多少迷いがあります。小泉は一見バカな行動をしつつ、世の動きを敏感に察する天才なのかもしれません。皆さんのご意見をお待ちしています。
わたしの結論はこうです。共産党は社民党や新社会党、それに多くの進歩的な運動や個人との共闘を追求すべきです。それをネグレクトしている責任が共産党にありますし、おそらく社民党や新社会党にもあります。しかし、民主党に遠慮して候補を引っ込める必要はありません。共産党は腐っていますが革新政党です。民主党は新自由主義政党です。共産党憎しのあまり、このことを見失ってはいけないと思います。
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2005年09月12日
これは勝利のはじまりだ
わたしは今回の選挙結果を、まあまあ良かったと思っている。つい自民党の圧勝に目を奪われがちだ。しかし、常々書いているように、わたしは民主党は「自民党の二軍」ないしは「へぼい自民党」であると考えているので、自民党と民主党、さらに公明党も含めた保守勢力全体としてどうだったか、ということを考察しなければならないと思う。
まず議席数だが、自民党・民主党・公明党および国民新党などの自民造反組を全てあわせると、解散前は426で、選挙後は427だ。ほとんど変わっていない。いっぽう共産党と社民党を合わせた革新勢力は解散前が14で、選挙後が16。これもたった2議席増えただけだが、もともとの数が少ないので2つでも増えたのは大きい。しかも辻元清美と保坂展人がカムバックしたことは心強い。つまり、わたしのみるところ、保守勢力はこの選挙で前進したとは言えない。
もっとも小選挙区制は民意を歪んだ形でしか反映しないので、得票率も検討しなくてはならない。比例区の得票率を比較すると、保守は前回総選挙も今回も約87%。革新は前回も今回も約13%。得票率を見ても、前回総選挙とほとんど変わらない。
それだけではない。数字に現れないところで保守勢力の危機は進行していると考える。自民党は刺客を送り込み、コスタリカ方式の秩序を壊すことで自らの支持基盤を引っかきまわし、掘り崩してしまった。これは長期的には保守勢力の弱点となる。もっとも自民党をあなどるべきではなく、これを機に農村部では昔ながらの組織選挙、都市部では無党派層受けするイメージ選挙の両刀を使い分けられる党に進化するかもしれないので警戒すべきだが。
公明党の退潮も注目に値する。公明党は議席や得票率も減らしたが、わたしが気になるのは別の点だ。1週間前にマスコミがこぞって自民大勝を予測したとき、わたしはこれで公明党は票を自民党から民主党にシフトさせ、自民党の大勝を防ぐだろうと考えていた。いうまでもなく、公明党がキャスティングボートを握り、自らを少しでも高く自民党に売りつけるためだ。ところが結局自民党が圧勝してしまった。投票率が高かったことも公明党に災いしたのだろうが、それ以上に中小企業の倒産や高齢化によって彼らのあの不気味な集票力に陰りが見えつつあるのではないかと考えている。
さらに重大な危機が保守勢力を襲いつつある。二大政党制の崩壊だ。日本の独占資本家どもは二つの保守政党の出来レース選挙で永続支配をねらうアメリカ型の政治形態を追及してきたが、今回の民主党の大敗でこれが危機に瀕している。自民党政治に反対するためだけに今まで心ならずも民主党に投票していた人たちが革新政党に投票するようになれば素晴らしいことだ。
もちろん短期的に見れば今回の選挙は大変悪い結果をもたらすだろう。郵政民営化はもう決まったも同然だ。共謀罪や障害者自立支援法案も近いうちに成立してしまうだろう。さらに憲法改悪のための国民投票法案や教育基本法改悪も実現に一歩近づいた。
しかし、メリットとデメリットを差し引きすれば、長期的には展望は明るいと思う。とりわけ投票率が上がったのはいいことだ。年齢層別の投票率の推移のデータを入手していないので確かなことは言えないが、おそらく若い人の投票率上昇が全体を押し上げているのではないか。本田由紀さんがおっしゃる通り、フリーターやニートの人たちに選挙に行ってほしい。今回は彼らの票が自民党に流れたかもしれないが、選挙に行く習慣をつけた彼らは来るべき勝利の暁には主力部隊に成長しているだろう。
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まず議席数だが、自民党・民主党・公明党および国民新党などの自民造反組を全てあわせると、解散前は426で、選挙後は427だ。ほとんど変わっていない。いっぽう共産党と社民党を合わせた革新勢力は解散前が14で、選挙後が16。これもたった2議席増えただけだが、もともとの数が少ないので2つでも増えたのは大きい。しかも辻元清美と保坂展人がカムバックしたことは心強い。つまり、わたしのみるところ、保守勢力はこの選挙で前進したとは言えない。
もっとも小選挙区制は民意を歪んだ形でしか反映しないので、得票率も検討しなくてはならない。比例区の得票率を比較すると、保守は前回総選挙も今回も約87%。革新は前回も今回も約13%。得票率を見ても、前回総選挙とほとんど変わらない。
それだけではない。数字に現れないところで保守勢力の危機は進行していると考える。自民党は刺客を送り込み、コスタリカ方式の秩序を壊すことで自らの支持基盤を引っかきまわし、掘り崩してしまった。これは長期的には保守勢力の弱点となる。もっとも自民党をあなどるべきではなく、これを機に農村部では昔ながらの組織選挙、都市部では無党派層受けするイメージ選挙の両刀を使い分けられる党に進化するかもしれないので警戒すべきだが。
公明党の退潮も注目に値する。公明党は議席や得票率も減らしたが、わたしが気になるのは別の点だ。1週間前にマスコミがこぞって自民大勝を予測したとき、わたしはこれで公明党は票を自民党から民主党にシフトさせ、自民党の大勝を防ぐだろうと考えていた。いうまでもなく、公明党がキャスティングボートを握り、自らを少しでも高く自民党に売りつけるためだ。ところが結局自民党が圧勝してしまった。投票率が高かったことも公明党に災いしたのだろうが、それ以上に中小企業の倒産や高齢化によって彼らのあの不気味な集票力に陰りが見えつつあるのではないかと考えている。
さらに重大な危機が保守勢力を襲いつつある。二大政党制の崩壊だ。日本の独占資本家どもは二つの保守政党の出来レース選挙で永続支配をねらうアメリカ型の政治形態を追及してきたが、今回の民主党の大敗でこれが危機に瀕している。自民党政治に反対するためだけに今まで心ならずも民主党に投票していた人たちが革新政党に投票するようになれば素晴らしいことだ。
もちろん短期的に見れば今回の選挙は大変悪い結果をもたらすだろう。郵政民営化はもう決まったも同然だ。共謀罪や障害者自立支援法案も近いうちに成立してしまうだろう。さらに憲法改悪のための国民投票法案や教育基本法改悪も実現に一歩近づいた。
しかし、メリットとデメリットを差し引きすれば、長期的には展望は明るいと思う。とりわけ投票率が上がったのはいいことだ。年齢層別の投票率の推移のデータを入手していないので確かなことは言えないが、おそらく若い人の投票率上昇が全体を押し上げているのではないか。本田由紀さんがおっしゃる通り、フリーターやニートの人たちに選挙に行ってほしい。今回は彼らの票が自民党に流れたかもしれないが、選挙に行く習慣をつけた彼らは来るべき勝利の暁には主力部隊に成長しているだろう。
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2005年09月11日
9・11の蛮行を忘れるな!
いま投票に行ってきたけど、がっかりしたよ。受付でハガキを差し出すと生年月日を聞かれるでしょ?その時、「19**年**月**日です」「昭和で言うと何年ですか?」「さあ?天皇制に反対なので元号は使いません」て押し問答するのが密かな楽しみ(受付の人ゴメンナサイ)。それなのに今日は生まれた月日しか聞かれなかったからつまんなかった。どうも選管の方針が変わったみたい。しゃーない、次回からはフランス共和暦で誕生日を答えて、「共和主義者なのでグレゴリオ暦は使いません」とか言うべかな。
ところで、今日はフリュクティドール25日だ。王党派の言うところの9月11日だ。この日に起きたあの大事件をいま一度思い出してほしい。世界に衝撃を与えたあの蛮行は、全世界の人民に対する挑戦であり、わたしたち労働者階級こそが先頭に立って弾劾しつづけるべきだ。二度とあのような野蛮な行為を起こさせないために、わたしたちはあらゆる努力を惜しむべきではない。あまりにも有名な事件だが、念のため簡単に振り返っておこう。
…9月11日午前、テロリストどもの飛行機は攻撃を開始した。大統領官邸は炎上し、大統領は死んだ。CIAが支援する陸軍司令官ピノチェトが権力を握り、その日だけで2700人が殺された。アジェンデ派は次々に逮捕され、拷問され、殺された。当時人口1000万程度のチリで、逮捕者10万、死者4万、亡命者100万といわれている。
そして独裁政権のもとで農民に解放された農地は地主に返され、国営企業は二束三文で資本家に売り渡され、福祉や教育は切り詰められ、貧富の差が拡大した。
あれ、農地以外はみなどこかで聞いたような話ばかりだ。9月11日に再び新自由主義者どもが、今度は日本で攻撃をしかけてきた。今度こそ独裁者に勝利を許してはならない。
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ところで、今日はフリュクティドール25日だ。王党派の言うところの9月11日だ。この日に起きたあの大事件をいま一度思い出してほしい。世界に衝撃を与えたあの蛮行は、全世界の人民に対する挑戦であり、わたしたち労働者階級こそが先頭に立って弾劾しつづけるべきだ。二度とあのような野蛮な行為を起こさせないために、わたしたちはあらゆる努力を惜しむべきではない。あまりにも有名な事件だが、念のため簡単に振り返っておこう。
…9月11日午前、テロリストどもの飛行機は攻撃を開始した。大統領官邸は炎上し、大統領は死んだ。CIAが支援する陸軍司令官ピノチェトが権力を握り、その日だけで2700人が殺された。アジェンデ派は次々に逮捕され、拷問され、殺された。当時人口1000万程度のチリで、逮捕者10万、死者4万、亡命者100万といわれている。
そして独裁政権のもとで農民に解放された農地は地主に返され、国営企業は二束三文で資本家に売り渡され、福祉や教育は切り詰められ、貧富の差が拡大した。
あれ、農地以外はみなどこかで聞いたような話ばかりだ。9月11日に再び新自由主義者どもが、今度は日本で攻撃をしかけてきた。今度こそ独裁者に勝利を許してはならない。
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2005年09月10日
ある選挙の話
いよいよ明日は選挙だ。選挙というのは、20歳以上の日本国籍の者が投票所に行き、意中の候補に一票を投じる。そして多くの票を得た候補が当選するという、実に単純明快な仕組みだ。
何を今さらそんな分かりきったことを、と思われるかも知れないが、この単純明快な分かりきったことにいかに重みがあるか、という話をしたい。
わたしは選挙のたびにネパールの日々を思い出す。わたしは91年にネパールの首都カトマンズの近郊に滞在していたことがある。90年に民主化運動が勝利した結果、ちょうどわたしが滞在している間に約30年ぶりの議会選挙がおこなわれることになった。
ひとくちで選挙をおこなうと言っても、ネパールでは大変なことだ。まず、ネパールには戸籍も住民登録もないから、有権者の名簿を一から作らなければならない。そのために選管の職員が一軒一軒を訪問してそこの住民を調査する。これだけでも大変だ。そもそもネパールでは誕生日を祝う習慣がないので、自分の誕生日を覚えてない人が多い。だから年齢をはっきり確定するのが難しく、有権者名簿を作るのにも支障があるのではないか。
そして投票日。どこの投票所にも長い列ができていた。南アジアの炎天下の中でみな辛抱強く順番を待っていた。30年待たされた人たちにとっては、これくらいの行列はたいしたことないのかも知れないが、日本だったらみんな投票を諦めて帰ってしまうだろう。
投票を済ませた人は指の爪に塗料を塗られる。選挙はがきなどないので、こうして二重投票を防ぐ仕組みになっている。この塗料は一応簡単には落せないことになっているが、誰それは塗料を洗い落して5回投票したとか、いやあの人は10回だとか、マユツバな噂話が飛びかっていた。
選挙管理委員会は1週間で開票作業を終わらせる、と豪語していた。投票日の晩に開票が終わってしまう日本に比べればいかにものんびりしているように感じられるかも知れないが、わたしはこの1週間という目標さえ到底達成できないだろうと考えていた。何しろネパールはヒマラヤの国で、車が入れるところから歩いて1週間かかる、などという村はいくらでもある。というよりむしろ、90年代初めにはまだ車道は辛うじて主要都市を連絡していたに過ぎない。日本で言えば県庁所在地に相当するような町でも車道が通っていないところがあちこちにあるほどだ。
それにもかかわらず、開票が10日ほどでほぼ完了したのには驚いた。山間部では軍のヘリを活用して投票箱を集めたようだ。厳しい条件下でここまで出来るとは予想外だった。
人々が選挙に寄せる期待は、日本では想像できないほどだった。町中に選挙のスローガンがあふれ、壁という壁に政党のマークが描かれていた。識字率が低いので、投票用紙に印刷された政党のマークに印をつけて投票する仕組みになっているからだ。例えば、会議派は木、共産党マルクスレーニン主義派は太陽をマークにしていた。この二つが当時の二大政党であった。人が集まれば選挙の話になった。みなわたしから日本の選挙の様子を聞きたがった。
カトマンズは投票の数日前からすでにお祭り騒ぎだった。会議派や共産党のデモが町を埋め尽くし、都心部は「解放区」の様相を呈していた。開票が始まり、カトマンズ盆地での共産党の圧勝が明らかになってくると、再び町は歓喜のデモで埋め尽くされた。自分たちの代表を自分たちで選ぶ喜びを、みな全身で表現していた。まさにお祭りと呼ぶにふさわしい、解放感あふれるデモだった。若かりしわたしも毎日デモに赴いた。節操なく会議派のデモも共産党のデモも参加していた。70年安保の頃に生まれたわたしにとって、それは期せずしてやってきた政治の季節だった。今から思えば、前年の流血の民主化運動も知らない暢気な先進国の若造の「いいとこ取り」だったが。
あれから14年。政争に終始する政党政治は国民から愛想を尽かされ、議会は国王によって解散させられ、共産党毛沢東主義派と政府の二重権力状態になっている。ポルポト派を賞賛する毛沢東主義派は、農地解放に手をつけられなかった民主政治に対する農民の絶望感を糧に成長してきた。
91年のネパールの人たちの目の輝きを思い出すと涙が出てくる。
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何を今さらそんな分かりきったことを、と思われるかも知れないが、この単純明快な分かりきったことにいかに重みがあるか、という話をしたい。
わたしは選挙のたびにネパールの日々を思い出す。わたしは91年にネパールの首都カトマンズの近郊に滞在していたことがある。90年に民主化運動が勝利した結果、ちょうどわたしが滞在している間に約30年ぶりの議会選挙がおこなわれることになった。
ひとくちで選挙をおこなうと言っても、ネパールでは大変なことだ。まず、ネパールには戸籍も住民登録もないから、有権者の名簿を一から作らなければならない。そのために選管の職員が一軒一軒を訪問してそこの住民を調査する。これだけでも大変だ。そもそもネパールでは誕生日を祝う習慣がないので、自分の誕生日を覚えてない人が多い。だから年齢をはっきり確定するのが難しく、有権者名簿を作るのにも支障があるのではないか。
そして投票日。どこの投票所にも長い列ができていた。南アジアの炎天下の中でみな辛抱強く順番を待っていた。30年待たされた人たちにとっては、これくらいの行列はたいしたことないのかも知れないが、日本だったらみんな投票を諦めて帰ってしまうだろう。
投票を済ませた人は指の爪に塗料を塗られる。選挙はがきなどないので、こうして二重投票を防ぐ仕組みになっている。この塗料は一応簡単には落せないことになっているが、誰それは塗料を洗い落して5回投票したとか、いやあの人は10回だとか、マユツバな噂話が飛びかっていた。
選挙管理委員会は1週間で開票作業を終わらせる、と豪語していた。投票日の晩に開票が終わってしまう日本に比べればいかにものんびりしているように感じられるかも知れないが、わたしはこの1週間という目標さえ到底達成できないだろうと考えていた。何しろネパールはヒマラヤの国で、車が入れるところから歩いて1週間かかる、などという村はいくらでもある。というよりむしろ、90年代初めにはまだ車道は辛うじて主要都市を連絡していたに過ぎない。日本で言えば県庁所在地に相当するような町でも車道が通っていないところがあちこちにあるほどだ。
それにもかかわらず、開票が10日ほどでほぼ完了したのには驚いた。山間部では軍のヘリを活用して投票箱を集めたようだ。厳しい条件下でここまで出来るとは予想外だった。
人々が選挙に寄せる期待は、日本では想像できないほどだった。町中に選挙のスローガンがあふれ、壁という壁に政党のマークが描かれていた。識字率が低いので、投票用紙に印刷された政党のマークに印をつけて投票する仕組みになっているからだ。例えば、会議派は木、共産党マルクスレーニン主義派は太陽をマークにしていた。この二つが当時の二大政党であった。人が集まれば選挙の話になった。みなわたしから日本の選挙の様子を聞きたがった。
カトマンズは投票の数日前からすでにお祭り騒ぎだった。会議派や共産党のデモが町を埋め尽くし、都心部は「解放区」の様相を呈していた。開票が始まり、カトマンズ盆地での共産党の圧勝が明らかになってくると、再び町は歓喜のデモで埋め尽くされた。自分たちの代表を自分たちで選ぶ喜びを、みな全身で表現していた。まさにお祭りと呼ぶにふさわしい、解放感あふれるデモだった。若かりしわたしも毎日デモに赴いた。節操なく会議派のデモも共産党のデモも参加していた。70年安保の頃に生まれたわたしにとって、それは期せずしてやってきた政治の季節だった。今から思えば、前年の流血の民主化運動も知らない暢気な先進国の若造の「いいとこ取り」だったが。
あれから14年。政争に終始する政党政治は国民から愛想を尽かされ、議会は国王によって解散させられ、共産党毛沢東主義派と政府の二重権力状態になっている。ポルポト派を賞賛する毛沢東主義派は、農地解放に手をつけられなかった民主政治に対する農民の絶望感を糧に成長してきた。
91年のネパールの人たちの目の輝きを思い出すと涙が出てくる。
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2005年09月08日
郵便局で読んだ漫画
さっき近所の郵便局で、待ち時間に備え付けの雑誌を読んでいたらこんな漫画があった。記憶による再現なので文言などエエカゲンなのはご容赦を。ちゃんと知りたい人は「KANSAI 1週間」を見てほしいけど、関西以外では無理か。
なるほど、言いえて妙。わたしの周囲を見ても、やみくもに結婚したがるような軽率な人には民営化賛成派が多いような気がする。ちなみに思慮深い労働者Lはもちろん郵政民営化反対で、なおかつ独身だ。
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「郵政民営化のメリットは?」
「税金を食う公務員を減らしたり、郵貯資金を民間に放出して景気がよくなることかな」
「つまり結婚さえすれば幸せになると思い込むようなもんね」
なるほど、言いえて妙。わたしの周囲を見ても、やみくもに結婚したがるような軽率な人には民営化賛成派が多いような気がする。ちなみに思慮深い労働者Lはもちろん郵政民営化反対で、なおかつ独身だ。
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2005年09月07日
敵の敵は、やっぱり敵だ
<堀江貴文社長>『天皇は日本の象徴』に違和感、大統領制に
衆院選広島6区に無所属で立候補しているライブドアの堀江貴文社長は6日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、天皇制について「憲法が『天皇は日本の象徴である』というところから始まるのには違和感がある。歴代の首相や内閣が(象徴天皇制を)何も変えようとしないのは多分、右翼の人たちが怖いから」などと指摘した。
そのうえで日本の国家体制について「大統領制にした方がいい。特にインターネットが普及して世の中の変化のスピードが速くなっている。リーダーが強力な権力を持っていないと対応していけない」と語った。【谷川貴史】(毎日新聞) - 9月6日19時29分更新
共和主義者である労働者Lは、8月20日の記事にもあるようにかねてからホリエモンへの投票を呼びかけてきたが、そのわたしの判断は間違ってなかったわけだ(ナンノコッチャ)。畏れおおいのか、このニュースはネットを調べた限り他のマスメディアでは報じられていなかったが、この講演に出席した小林恭子さんのブログに詳細な報告があるので一読をおすすめする。
フジサンケイグループにケンカを売り、自民党はウン十億で買えると豪語し、ついには天皇制の廃止を言い出した市場原理主義者のホリエモン。わたしは9月2日の記事で郵政民営化をするなら天皇制を廃止したらどうか、と挑発的な記事を書いたが、ホリエモンにはこの挑発は通用しない。ホリエモンにとっては、郵政公社がムダであるのと同様に天皇制も経済的な観点からムダなのだ。彼は議員内閣制に代えて、強力な権力を伴うアメリカ型の大統領制を推奨する。
移民の受け入れを主張するのもホリエモンらしい。従来の保守的な入管政策とは一線を画するが、要するに「負け組」を外国から輸入してより安く雇用したいということだ。
総じて効率一辺倒。だが効率一辺倒が果たして本当に効率的なのか、そのあたりを彼はどう考えているのだろうか?マスコミや球団は金を積めば買えるかもしれないけど、わたしたち労働者階級はそうお安くなくってよ!
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衆院選広島6区に無所属で立候補しているライブドアの堀江貴文社長は6日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、天皇制について「憲法が『天皇は日本の象徴である』というところから始まるのには違和感がある。歴代の首相や内閣が(象徴天皇制を)何も変えようとしないのは多分、右翼の人たちが怖いから」などと指摘した。
そのうえで日本の国家体制について「大統領制にした方がいい。特にインターネットが普及して世の中の変化のスピードが速くなっている。リーダーが強力な権力を持っていないと対応していけない」と語った。【谷川貴史】(毎日新聞) - 9月6日19時29分更新
共和主義者である労働者Lは、8月20日の記事にもあるようにかねてからホリエモンへの投票を呼びかけてきたが、そのわたしの判断は間違ってなかったわけだ(ナンノコッチャ)。畏れおおいのか、このニュースはネットを調べた限り他のマスメディアでは報じられていなかったが、この講演に出席した小林恭子さんのブログに詳細な報告があるので一読をおすすめする。
フジサンケイグループにケンカを売り、自民党はウン十億で買えると豪語し、ついには天皇制の廃止を言い出した市場原理主義者のホリエモン。わたしは9月2日の記事で郵政民営化をするなら天皇制を廃止したらどうか、と挑発的な記事を書いたが、ホリエモンにはこの挑発は通用しない。ホリエモンにとっては、郵政公社がムダであるのと同様に天皇制も経済的な観点からムダなのだ。彼は議員内閣制に代えて、強力な権力を伴うアメリカ型の大統領制を推奨する。
移民の受け入れを主張するのもホリエモンらしい。従来の保守的な入管政策とは一線を画するが、要するに「負け組」を外国から輸入してより安く雇用したいということだ。
総じて効率一辺倒。だが効率一辺倒が果たして本当に効率的なのか、そのあたりを彼はどう考えているのだろうか?マスコミや球団は金を積めば買えるかもしれないけど、わたしたち労働者階級はそうお安くなくってよ!
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2005年09月01日
美しい日本のわたし
小泉首相、公認候補とともに熱弁 公示後初の京都入り
自民党総裁の小泉純一郎首相が31日、衆院選の党公認候補を応援するため、公示後初めて京都入り。京都市中京区の御池通烏丸交差点で、最大の争点と位置づける郵政民営化について熱弁を振るった。
街頭には約2500人(党府連発表)の聴衆が集まった。政党車の上にに登った小泉首相は「郵便局のサービスは民間人ではできないのか、国民に聞きたい」と切り出し、「財政再建に寄与し、社会保障改革にも不可欠だ。郵政民営化なしに行財政改革は断行できない」と、かすれた声を振り絞って主張した。
また「本来、改革は野党が言うべきだ。なぜ反対か。郵政関係の労働組合の票が欲しいから。既得権に振り回されている」と強調。郵政民営化に反対した前職に代わり、公認した新人らの支援を訴えた。(後略)(京都新聞) - 8月31日23時22分更新
いくら選挙戦が熱を帯びているとはいえ、小泉の野党に対する事実に反する誹謗中傷はあんまりだ。民主党の言い分も聞くべきだ。岡田代表は「将来は民営化」とキッパリ表明。枝野幸男幹事長代理は「8万人の人員のリストラをする」とちゃんと言っているではないか。まあ「独断」や「思いつき」で言ったらしいが、それにしても本心を率直に語った正直な発言だと思うな。民主党はどこに出しても恥ずかしくない、立派なブルジョア政党だよ。
みんな仲良くしようよ。ハミゴにしないで民主党も政権に入れてあげればいいのに。そうすれば選挙がどっちに転んでも、与党が過半数を維持するから小泉は続投できるし、民主党は政権を獲得するから岡田もやめなくてすむし、双方丸くおさまるってもんだ。どう、いい案でしょ?和をもって尊しとなす。これぞわがニッポンのうるわしき伝統だ。
もっと偉いのはJPU(日本郵政公社労働組合)。自らの傘下の労働者の大リストラを公言する政党を支持する労働組合は前代未聞ではないか(あ、全郵政を忘れてた)。なんと美しい自己犠牲の精神。ご褒美としてJPUの幹部をどしどし国会議員とか審議会の委員に取り立ててやれよ!
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自民党総裁の小泉純一郎首相が31日、衆院選の党公認候補を応援するため、公示後初めて京都入り。京都市中京区の御池通烏丸交差点で、最大の争点と位置づける郵政民営化について熱弁を振るった。
街頭には約2500人(党府連発表)の聴衆が集まった。政党車の上にに登った小泉首相は「郵便局のサービスは民間人ではできないのか、国民に聞きたい」と切り出し、「財政再建に寄与し、社会保障改革にも不可欠だ。郵政民営化なしに行財政改革は断行できない」と、かすれた声を振り絞って主張した。
また「本来、改革は野党が言うべきだ。なぜ反対か。郵政関係の労働組合の票が欲しいから。既得権に振り回されている」と強調。郵政民営化に反対した前職に代わり、公認した新人らの支援を訴えた。(後略)(京都新聞) - 8月31日23時22分更新
いくら選挙戦が熱を帯びているとはいえ、小泉の野党に対する事実に反する誹謗中傷はあんまりだ。民主党の言い分も聞くべきだ。岡田代表は「将来は民営化」とキッパリ表明。枝野幸男幹事長代理は「8万人の人員のリストラをする」とちゃんと言っているではないか。まあ「独断」や「思いつき」で言ったらしいが、それにしても本心を率直に語った正直な発言だと思うな。民主党はどこに出しても恥ずかしくない、立派なブルジョア政党だよ。
みんな仲良くしようよ。ハミゴにしないで民主党も政権に入れてあげればいいのに。そうすれば選挙がどっちに転んでも、与党が過半数を維持するから小泉は続投できるし、民主党は政権を獲得するから岡田もやめなくてすむし、双方丸くおさまるってもんだ。どう、いい案でしょ?和をもって尊しとなす。これぞわがニッポンのうるわしき伝統だ。
もっと偉いのはJPU(日本郵政公社労働組合)。自らの傘下の労働者の大リストラを公言する政党を支持する労働組合は前代未聞ではないか(あ、全郵政を忘れてた)。なんと美しい自己犠牲の精神。ご褒美としてJPUの幹部をどしどし国会議員とか審議会の委員に取り立ててやれよ!
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2005年08月22日
なんとなく、カラシニコフ
正直気が重いのだが、綿貫新党とムネオ新党に言及した以上、ヤッシー新党にもコメントしてやらざるを得ないだろう。あらかじめ言っておくけど、今日の記事は義理で友達の著書に寄せた解説みたいなもんだから、時間がない人は読み飛ばしてもらっていいし。
やれやれ、じゃあ恒例の党名チェックから始めっとすっか。「日本」…え、いまなんつった?それが党名?国会の質問で「日本の荒井広幸です。」とか言うのか?ヤッシーが民主党の「日本の選択、始まる」ってコピーにいちゃもんつけてるらしいが、たしかに他党の名前を勝手に使うとは民主党もひどすぎる。もうここまで来ると言語の限界への挑戦である。シニフィアンなソシュールである。
そういや忘れてたけどヤッシーは作家だったな。ヤッシーの言語感覚は高尚すぎてわたしら労働者階級にはついていけんし、頼むから綿貫先生のところに半紙と筆を持参してもうちょっと平易な党名を考えてもらってきてよ。
あーあ、ヤッシーには失望したよ。ヤッシーが知事に初当選したときに、「長野を日本のシエラマエストラに!」ってスローガンを自作してひとりで盛り上がってたわたしがバカだったよ(まさに紛うかたなきバカだ)。苦節5年、フィデルたちのゲリラ戦にも劣らぬ壮絶な内面的格闘の結果、やっと分かった。要するにあんたはタダの目立ちたがりだ。もう勝手にしてくれ。
それにしても「5人で新党を結成」とかニュースで聞くと、「エルゲーの末期より少ないやんけ!」とか思ってしまう30代のわたしって終わってる?あ、意味分かんない人はあっさりスルーしてくれていいし。
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やれやれ、じゃあ恒例の党名チェックから始めっとすっか。「日本」…え、いまなんつった?それが党名?国会の質問で「日本の荒井広幸です。」とか言うのか?ヤッシーが民主党の「日本の選択、始まる」ってコピーにいちゃもんつけてるらしいが、たしかに他党の名前を勝手に使うとは民主党もひどすぎる。もうここまで来ると言語の限界への挑戦である。シニフィアンなソシュールである。
そういや忘れてたけどヤッシーは作家だったな。ヤッシーの言語感覚は高尚すぎてわたしら労働者階級にはついていけんし、頼むから綿貫先生のところに半紙と筆を持参してもうちょっと平易な党名を考えてもらってきてよ。
あーあ、ヤッシーには失望したよ。ヤッシーが知事に初当選したときに、「長野を日本のシエラマエストラに!」ってスローガンを自作してひとりで盛り上がってたわたしがバカだったよ(まさに紛うかたなきバカだ)。苦節5年、フィデルたちのゲリラ戦にも劣らぬ壮絶な内面的格闘の結果、やっと分かった。要するにあんたはタダの目立ちたがりだ。もう勝手にしてくれ。
それにしても「5人で新党を結成」とかニュースで聞くと、「エルゲーの末期より少ないやんけ!」とか思ってしまう30代のわたしって終わってる?あ、意味分かんない人はあっさりスルーしてくれていいし。
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2005年08月20日
ホリエモンを当選させてやれ!
ホリエモンは金儲けのことしか頭にない。ヤツは自分の商売に関わるかぎりでしか政治には興味ない。選挙に立候補したのも商売のためだ。もし当選などしてしまえば、金儲けのための社長業に使うエネルギーを割かれるから当選する気はない。ただ売名のための立候補だ。だからこそ、有力な亀井静香がいる選挙区にあえて立ち、注目と落選をねらっているのだ。ちょうど、去年のプロ野球参入騒ぎと一緒だ。ほんらい売名のための立候補を抑えるために供託金制度があるが、300万などホリエモンには痛くもかゆくもない。供託金は所得累進制にして、ヤツの場合は30億くらいにしてやったらいい。
そして広島6区の有権者諸君!ホリエモンに投票してやれ!当選させることが、ヤツに対する最高のいやがらせだ。新自由主義の波に乗り「負け組」を踏みつけにするホリエモンに、想定の範囲外の事態を起こしてやれ!
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