7月15日に、立命館は平安女学院と5月に結んだ学術交流協定をマスコミに発表した。平安女学院高校から30人の生徒を立命館の2つの大学に受け入れる推薦枠を設ける、という内容だ。
それから4日後の19日、10月12日の記事で触れたように、立命館当局と教職員組合との間で一時金をめぐる2回目の団交が行われた。このときに、教職員組合から、平安女学院との協定には公表されていない秘密条項があることが暴露された。それは、立命館から平安女学院への10億円の資金援助だ。
その内訳を見てみよう。まず一つ目に、平安女学院の校舎改修名目で3億円を無利子有担保で10年間貸し付ける。二つ目に、平安女学院が所有するセミナーハウスを7億円で買い取る。このセミナーハウスは京丹後市の「スイス村」というレジャー施設の中に建つものだが、立命館の本部がある京都市から鉄道で3時間、そこからさらに車で40分以上かかるという恐るべき立地で、はたして7億円の利用価値があるかどうかはなはだ疑わしい。そもそも立命館大学はかって郊外型のセミナーハウスを所有していたが、利用者が少ないため相次いで全廃したばかりだ。
平安女学院と守山市との間の問題がなぜか立命館と守山市との覚書で決着してしまった不自然さ。その背景にはこういうカネの流れがあったのだ。平安女学院は守山市などへの補助金返還は別にしても、大学の高槻への移転だけで相当な出費を強いられたはずで、これだけの資金援助は渡りに舟というものだろう。立命館は10億円(うち3億円は貸付)で平安女学院を動かして守山市に補助金返還を断念させた上で、まんまと30億円以上の税金がつぎ込まれた平安女学院のキャンパスをせしめてしまったわけだ。立命館大学当局は学生自治会との交渉で、7億円の安値で高校を買ったのと同じ、とあけすけに語っている。まさに、立命館という学校法人の所業は地上げ屋も真っ青というほかはない。巨額の補助金のツケをまわされた守山市民こそいい面の皮だ。
それにしても、この秘密協定は5月に結ばれ、立命館大学の教授会などでも説明されたそうだから、教職員組合も以前から知っていたわけだ。にもかかわらず教職員組合は7月の団交まで労使交渉のカードとしてこの情報を温存していたことになる。もし団交が1回目で妥結していればこの話は永久に日の目を見なかったかもしれない。立命館大学教職員組合もまた、立命館の隠蔽体質に深くかかわっている。一時金問題がこじれたおかげで、「三位一体」の闇の一端がはしなくも露呈してしまったわけだ。
また、平安女学院が守山からの撤退を決めたときには守山市議会で補助金問題を鋭く追及していた共産党市議団が、この秘密協定を問題にしているという話は聞かれない。共産党色濃厚な立命館大学教職員組合サイドからこの情報は入っていないのだろうか?それとも、知っていながら黙っているのだろうか?いずれにしろ腑に落ちない話だ。
もうひとつ解せない点がある。7月19日の団交は大衆団交で、250人もの参加者が秘密協定の話を聞いている。さらに8月に入ると教職員組合の機関紙「ゆにおん」にもこの件は掲載された。にもかかわらず、わたしが調べたかぎり、このような重大な問題がマスコミで報道された様子はない。インターネットで検索してもこの件に言及したサイトは見当たらない。いったいどうしたことだろうか?守山市民でこの話を知っている人はどれくらいいるのだろうか?
いま一度強調しておくが、立命館と平安女学院のこのようなやり口は守山市民をバカにしているとしか言いようがない。10億の金が出せるなら、平安女学院ではなく守山市に払うべきだ。立命館守山高校開設は白紙撤回せよ!。
革命的労働者に清き一票を!ここをクリック!人気blogランキングへ


ただ、前回と今回を読ませていただいた限りでは、この内容でマスコミが立命館をたたくのは無理なのではないでしょうか?そもそも発端は守山市と平安女学院の無理なキャンパス設置計画にあったわけで、一義的に責められるのは市と平安女学院でしょう。形式的には立命館がこじれた問題を解決してあげた、わけですから。そもそも、おっしゃられている内容からは立命館自身秘密にする必要性を感じていないように見えます。
おっしゃるように7億のレジャー施設はなにやらきな臭いように感じますが、その裏がはっきりしない限りは問題とはされにくいと思います。守山市のキャンパスを得た見返りというストーリは、労働者Lさんの説明からも明らかなように成り立たないように思えます。これは形式的には、立命館が利用してあげる、という形になっているからです。
しかし、それはさておき、立命館ネタ(でなくても良いですが)期待しております。
定点観測はさいきんアップしていませんが、ネタはあるのであとはわたしがやる気を出すかどうかにかかっています。ご期待にこたえてがんばります。
批判は楽でいい。責任を取る必要がない。
責任を負わない永遠の批判者でいたいから、左翼は現実的な当事者になれないのでしょう。現実を背負い込めば、自ずと責任を背負い込むことを意味しますしね。
だから民主党に支持者が流れていくんですよ。