その9日に立命館大学でふたたびストがおこなわれた。といっても一時金の支給にあわせて教職員組合が第二波ストをかまえたわけではない。今回は一時金問題とは関係ない。ストをおこなったのはゼネラルユニオンという別の組合だ。
周知の通り、終身雇用の正社員を前提とした日本の労働環境はすでに昔話だ。パート・アルバイトなどの安上がりで首切りもしやすい非正規労働者がいまや全労働者の3分の1を占めている。立命館はさらにススんでいて、なんと教職員の半分が非正規だ。
一時金問題にとりくんでいる教職員組合は正規の教職員しか組織していないが、正規より待遇が悪い非正規を組織している組合が立命館にもある。そのひとつがゼネラルユニオンだ。ゼネラルユニオンは関西でおもに外国人を組織している個人加盟の労働組合で、立命館大学ではおもに外国人の語学教員が加入している。
外国人の語学教員の多くは「常勤講師」や「嘱託講師」という身分で雇われている。常勤講師は、常勤と名がつくものの実質4年契約で、嘱託講師は5年契約。いずれも契約更新はできず、年限がきたらクビだ。ゼネラルユニオンはおもにこのことの不当性を訴えてストに起ち上がった。教職員組合の上品な10分ストとは違って、1日ストだ。しかもこれからも波状的にストを打つと宣言している。
このようなストに至るまでの曲折を、次回以降述べていきたい。そこには、正規の教職員組合を観測していただけでは見えてこない、もうひとつの立命館が浮かびあがってくることだろう。
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