周知のとおり「ニューズウィーク」はアメリカ仕掛けのグローバリズムの広告塔で、多国籍資本の機関誌にすぎないが、そのぶん日本特有のタブーには無頓着だ。以前にもオウム真理教の施設の周辺住民の反対運動を「ファシズム」と批判していてびっくりしたことがある。
日本の言論界は言葉の壁に守られている。女帝の良し悪しは新聞・雑誌で議論されても、天皇制そのものの是非は語られない。オウム真理教は絶対的な悪で、信者の住民票が受理されなくても、信者の子どもが学校から排除されても知ったこっちゃない。西村真悟は地獄に堕ちたが、拉致被害者の聖家族は至高の存在だ。
こんな国を離れたところから眺めてみるのも悪くない。そのために、日本語しか解さないわたしのような人間にとって「ニューズウィーク」は参考になる。
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