2005年11月30日

西村真悟の件

 西村真悟の件で気になることがある。
 <西村議員逮捕>同期弁護士の説得で一転、認める(毎日新聞)によると、大阪地検がいったん西村の罪は問わないことに決めたあと方針が変わり、鈴木は大阪地検、西村は大阪府警警備部が逮捕することになったという。警備部というのは公安警察だ。弁護士の名義貸しに公安が登場してきたのも、地検が西村の身柄を府警に「丸投げ」したのも不自然だ。弁護士法違反は事実上の別件逮捕で、むしろ西村に群がる右翼の情報を得るのが今回の逮捕の真の目的ではなかろうか?そう考えると、小泉政権が朝鮮民主主義人民共和国との関係改善を準備しているのだろうか、とか色々妄想が広がるが、調子こいてエエ加減なことを書くのは控えておこう。
 西村センセー、右翼について洗いざらいしゃべれば、拘置所のおせちは食べずに済みまっせ。いやちょっと間にあわないかな。

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posted by 労働者L at 21:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治

2005年11月27日

フィリピントヨタ続報

世界一交代の可能性高まる GMとトヨタ(共同通信)

 いやー、トヨタの生産台数が来年にもGMを追い越して世界一になりそうだって?おめでとー!グローバル資本主義の勝ち組=世界のトヨタへの愛を込めて、「『トヨタ万博』アプレ企画第2弾!」の続編をお贈りしよう!
 というわけで、フィリピントヨタ労組の闘いを紹介した手前、その結果がどうなったか気になっていたが、フィリピントヨタ労組を支援する会のサイトをよく見ると、分かりにくい場所に最新のビラがアップされている。なんか読みにくい文章だが、要するに選挙は結局いまだおこなわれていないようだ。
 それにしても日本のトヨタ労組はわざわざフィリピンに役員を派遣してまで御用組合を激励しているそうだが、こういうトヨタ労組=自動車総連みたいな連中が日本最大のナショナルセンターを牛耳っていることを思うにつけ、今さらながらトホホな気分にさせられる。
 もちろん、御用組合のうるわしき国際連帯に対抗して、全造船関東地協もがんばっている。ちょっとイヤラシー話になってしまうが敢えて書く。フィリピンの労働者の権利を守ることは、わたしたち日本の労働者の権利を守ることにもなるのだ。日本企業は人件費の安いアジアにどんどん工場を移して、おかげで色んなものが安く買えてよかったね、ではすまないのだ。いくら100円ショップでひととおりの生活雑貨が調達できるようになったって、工場移転でリストラされて給料がもらえなくなっては元も子もない。労働者が国際連帯というカルテルを結び、労働条件の自由なダンピング競争をやめなければならない。
 怠け者の労働者Lも微力だがこの闘いを支援するために連帯Tシャツを購入した。なかなかかっこいいデザインだが、こう寒くなってしまっては着て歩くわけにもいかないのが残念だ。日本はお寒いが、フィリピンは熱い。

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posted by 労働者L at 11:06| Comment(0) | TrackBack(1) | トヨタ

2005年11月26日

スト決行:立命館定点観測

 立命館の団交は決裂し、25日にストライキは決行された。教職員組合によるストが何年ぶりなのか知らないが、団交でさえ20年以上おこなわれていなかったほどだから、推して知るべしだ。
 ストといっても、衣笠キャンパスの場合、12時から13時までの時限ストで、そのほとんどは昼休みであり、講義にかかるのは最初の10分に過ぎなかった。
 ここまで気配りのきいたささやかなストに対しても、当局の姿勢は高圧的だった。スト集会のすぐ近くで総務部の職員をかき集めてストに反対する官製集会を開き、学生にストを批判するビラを撒いた。
 いったい「三位一体」の労使協調はどこに行ってしまったのだろう?従来、教職員組合は出世コースに組み込まれていた。組合の専従をソツなくこなした職員は昇進が約束されていた。だからこそ組合は当局に忠実だった。
 ところが、どうも最近風向きが変わってきたようだ。ワンマン理事長は年功序列の昇進システムを壊し、イエスマンで幹部を固めつつあるときく。独善的なリーダーが既成の支配秩序を崩しつつ「改革」をゴリ押しする様は、まるでどこかの国の政権のようでもある。

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posted by 労働者L at 21:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 立命館

2005年11月22日

ついに新聞報道:立命館定点観測

 わたしが10月18日に「秘密協定:立命館定点観測」で書いた立命館から平安女学院への10億円の資金援助が、毎日新聞と京都新聞の今日の朝刊で一斉に報じられている。

立命館:平安女学院に10億円の財政支援へ(毎日新聞)

 両紙の記事から判断するかぎり、「市の財産(守女)を守る会」という守山の市民団体が21日に行なった記者会見でこの問題を公表したことが、今回の報道のきっかけとなったようだ。京都新聞の記事の中の「これを問題にすることは私学振興に対する妨害行為だ」という平安女学院の理事長の逆ギレ気味のコメントが、この資金援助の後ろ暗さを物語っている。
 わたしの10月18日の記事は、立命館大学教職員組合の機関紙をソースにしているが、それによると7億円の支出名目は、平安女学院のセミナーハウスの買収だった。だが、今朝の京都新聞によると、7億円は新学部設立などのための寄付だと説明されている。この点については追って調べていきたい。それにしても、平安女学院はまだ懲りずに新学部を作ろうというのだろうか。
 ところで、いま立命館の一時金問題も大詰めを迎えている。3ヶ月以上途絶えていた団交が10月31日と11月17日に行なわれたが議論は進展しなかった。一時金の支給実務の期限が11月25日に迫るなか、教職員組合はついに次のカードを切ってきた。11月24日の次回団交で決着しなかった場合、翌日に10分間のストを実施することになったのだ。あの「三位一体」の労使関係が、たった10分とはいえストをするほどにまでこじれてしまったわけだ。以前書いたように、10億円援助が学内で広く知られるようになったのは第2回団交での教職員組合による暴露の結果だ。今回の新聞報道が一時金をめぐる労使交渉にどう影響するかが注目される。
 これで事態は動きだした。「市の財産(守女)を守る会」の住民監査請求の行方に注目していきたいし、守山市議会や滋賀県議会でも問題になるだろう。一時金問題とも相俟って、これから定点観測が忙しくなりそうだ。

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posted by 労働者L at 22:56| Comment(5) | TrackBack(1) | 立命館

2005年11月16日

デモに行ってきた

 日米首脳会談反対!関西実行委員会の15日のデモに行ってきた。
 まず円山公園で集会。あんまし真面目に聞いてなかったが、辺野古の阻止闘争の現場から駆けつけた人の力強いアピールに少しコーフンしてしまった。
 デモの人数はよく分からんが、4桁はいるだろう、と思ったが、京都新聞は400人、朝日は700人と報じている。まあ400人ということはないだろう。烽火の主力が釜山に遠征中で、共産党が別行動だったことを考えればまずまずの数字じゃなかろうか。ブッシュ君の人気はさすがだ。
 以下気がついたことをつらつらと。街中はケーサツだらけの異常な雰囲気で、デモ警備の警官連中も暴言吐いたりするヤバい状況だったので、今日のデモはおとなしくしておこうと思ったのだが、交差点に差しかかると急に脚力が萎えて前に進めなくなってしまう症状はみなさん相変わらずで、主催者のみなさんをハラハラさせてしまって申し訳ない。まあ逮捕者が出なくてよかった。
 通りがかった右翼の街宣車がスピーカーで何かしゃべっていたので、こっちの邪魔をしているのかと思ってよく聞いたら、実はわたしらのシュプレヒコールに唱和していたのだった。ちょっとビックリしたよ。
 わたしはデモというとプラカードにいかに面白い文句を書くか、ということだけにいつも全力を傾注しているのだが、今回も必死に考えた甲斐あって好評だった。見知らぬ人も何人もほめて下さった人がいたのでうれしかったよ。で、なんと書いたかっていうと、それはヒ・ミ・ツ。いやホントは書きたいけど、正体バレるとヤだからね。
 それにしても、もう数日前から一日中京都の街を警察や米軍のヘリが飛びまくり、うるさいことこの上なかった。ブッシュなんか来るのがいけないんだ、と思っていた。だけど、ふと気がついたのだが、これは京都では異常事態だが、普天間基地周辺では日常だ。身をもって基地問題の重要性を教えてくれたブッシュ君に感謝!釜山じゃ5万人のピケ隊が待ち構えているらしいから、くれぐれも気をつけてね!

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posted by 労働者L at 17:32| Comment(4) | TrackBack(3) | 日記

2005年11月13日

メーワクな賓客

 ブッシュの来日を控え、いよいよ京都の街には警官の姿が目につくようになってきた。天皇も一、二年に一度くらい京都に来るが、それに較べてもケタ違いのものものしさだ。マンホールを封印したり、駅のコインロッカーを閉鎖したりまでしているらしい。今も上空を警察のヘリがブンブン徘徊している。入洛当日は各所で交通規制や検問もやるらしい。世界で最も憎まれているヤツが来るおかげで、まったくケーサツもご苦労なこった。
 首脳会談が行われる京都迎賓館は京都御苑の中にある。御苑は公園として、また反対側へ横切るための通路として利用されており、ふだんは24時間入れるが、反対をおしきって建てられたこのメーワク施設のおかげで、御苑も3日間にわたって立入禁止となる。
 御苑が立入禁止になるのは、90年のアキヒト即位に伴う茶会、92年のパパ・ブッシュの入洛についで戦後3回目だ。パパ・ブッシュの時には、道を歩いていただけの友人が職務質問に答えなかったために警察に不当逮捕された。この件では京都弁護士会も府警に抗議している。まったく親子二代にわたって迷惑な連中である。
 ま、しかしせっかくはるばる遠路やって来てくださる大統領閣下を、もてなしの心をもってあたたかくお迎えしようではないか!歓迎のパレードに掲げるプラカードの気の利いた文句を、いま思案中だ。

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posted by 労働者L at 10:18| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記

2005年11月11日

アルジェリア戦争の記憶

 フランスの暴動は、ようやく少し沈静化してきたようだ。フランス政府は暴動に対して、半世紀前に制定された緊急事態法を発動した。「同法第5条は『各県当局は布告に定められた場所と時間内で人々と車の往来を禁じることができる』と規定。また内相に『大衆と公共秩序にとって危険な活動をする者への逮捕状発令』を認め、当局者は『公的秩序を乱す(劇場、映画館、バーなど)集会場所の一時的閉鎖』や『家宅捜索』を命じることができると規定している。」(読売新聞)というこの法律は独立戦争下のアルジェリアで適用されていた。民族解放戦線への人権もへったくれもない過酷な弾圧は、映画『アルジェの闘い』に描かれているとおりだ。
 アルジェリア戦争も今回の暴動も、根は同じだ。抑圧されたアラブ人のフランスに対する反乱だ。
 アルジェリア戦争の深刻化にともない軍部と白人植民者の暴走を政府は止められなくなり、軍事クーデターの瀬戸際まで追いつめられ、第四共和制の崩壊をもたらした。ちょうど、中国侵略にのめりこんでいった日本政府が軍部への統制を失っていったのと似ている。今回の暴動も、フランス社会を深く揺さぶるだろう。
 アルジェリアの民族解放戦線が有していた高いモラルとは較べるべくもないが、今回の暴動にも、一定の節度があるように感じられる。これだけ多くの車や建物が放火されているのに、死者はたった1人だ。暴動がエスカレートした中で、統制する指導者などいないにもかかわらず、暴動に参加する若者たちには、「人は殺さない」という最低限の配慮はあるのではないか。彼らは絶望しきっているわけではない。わたしはここに希望を見出したい。
 今回の暴動は、日本にとってもいつまでも対岸の火事ではあり続けないだろう。日本にもすでに少なからぬ外国人労働者が住んでいるし、政府はFTAによるフィリピン人労働者の新たな受け入れを決めた。
 この事態にわたしたち日本の労働者はどう対処すべきか。資本主義体制を打倒しなければ根本的には解決しないが、そんな空念仏を唱えていてもはじまらない。ショボくても現実にできることから始めなければならない。
 アジア人民が移民にならずとも自国で充分な収入を得られるよう、フェアトレードなどを通じて支援する。いっぽうすでに日本で定住している人たちに対しては、少しでも彼らが人間らしい暮らしをおくれるよう、あたりまえの隣人として受け入れる努力をしなければならない。排外主義的な風潮には、声を大にして反論していこうと思う。
 残念ながらあまり冴えた策は思いつかない。そう簡単には解決しない、重い問題だ。

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posted by 労働者L at 20:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 国際問題

2005年11月06日

とどの危険なおしゃべり

三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー(読売新聞)

 ちょっと前のニュースだが。元皇族の男を皇籍に復帰させるという案は以前からあったが、もし実行したらどうなるだろうか。いくら元皇族の家系とはいえ、いままでフツーに暮らしてきた人に、「はい、殿下は今日から皇族です。」と籠の鳥生活を強いることができるだろうか。生まれたときから皇族だった三笠宮自身でさえ、かって皇籍離脱発言をして世間を騒がせたことがあるそうだから、そう一筋縄ではいくまい。記者会見でもされて「わたしは皇族になりたくない!」となんぞ言われた日にゃあ目も当てられないだろう。
 まあなんとかかんとかなだめすかして元フツー人に皇族になってもらったとしよう。その人がいままで聖人君子のような暮らしをしてきたのならともかく、「学生時代に酔って警官にからみ、留置場で一晩暮らしたことがある」「サラリーマン時代に上司に誘われて乱交パーティーに参加した」とかたたけばそんなホコリが飛び散らないとも限るまい。あくまでただのフツー人なんだから。もちろん新聞やテレビは畏れ多くてそんなこと報じないだろうが、口さがない週刊誌まで抑えられるかどうか。ましてやネットに情報管制を敷くのは不可能だろう。元皇族復活案はかくも危険な香りがする。
 なによりも、やんごとなき宮様が「国民一人一人が、…(中略)…きちんと意見を持ち発言をして戴かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄発展するでしょう」とまでおおせられたことに、天皇の赤子として責任を痛感せざるをえない。一刻も早く皇族方を奸官どもの手から解放して差し上げ、共和制を樹立するのが臣民たるものの務めだ。

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posted by 労働者L at 18:37| Comment(0) | TrackBack(4) | 天皇制

2005年11月04日

山の上で、マスターベーションをするのはいいのですか?

女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行(朝日新聞)

 このグループ=「大峰山」に登ろう実行委員会が携えていった質問書が伊田広行氏のホームページにアップされているが、畳みかけるようなしつこさがいい。わたしなんか淡白で控えめなキャラなもんだから、どうしても完膚なきまでにテキを言い負かすことができず、「今日はこのくらいにしといたろ」てな調子でテキトーなところで矛を収めてしまうのよねえ。このハングリー精神は見習わなければ。
 大峰山の女人禁制についてはこのサイトが詳しい。モータリゼーションやレジャーとしてのハイキングの普及にともない御都合主義的に女人結界は縮小された。いまなお、世界遺産に登録して「霊山」を観光地化するのはいとわない一方で、「穢れ」を理由に女人禁制は存続しているわけで、大峰山の御都合主義の伝統は連綿と受け継がれている。
 女人禁制は差別かどうか。地元住民の「自分たちは差別をしていない。男性であれば、たとえ(被差別)部落の人でも登ってもらっている」という発言が全てを物語っている。差別で飯を食う地元住民たちよ、まっとうな稼業につきなさい。

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posted by 労働者L at 21:26| Comment(11) | TrackBack(5) | セクシャリティ

2005年11月02日

愛子のムコ選び

 われらが「週刊文春」の最新号。小ネタだが、「ロシア国家機密『プーチン大統領の身長』をスクープ」がおもしろい。体を大きく見せることで敵を威嚇するってのは、どうみても人間様のすることではない。シートン動物記の世界だ。この記事によると、ケダモノ・プーチンの身長は168センチだ。
 「愛子さま『女帝容認』で早くも懸念される『ムコ選び』」もナイス。愛子は小さいからまだ何にも分からんだろうが、いま大人たちが彼女を一生囚われ人にするための相談をしてるんだよな。かわいそうだな。わたしは皇族に生まれなくてほんとによかった。
 ましてや自分から好きこのんで愛子と結婚して終身刑に服そうって酔狂はなかなかおらんわな。結婚すれば皇籍を離脱するサーヤでさえ、さんざん売れ残って結局キモヲタ黒田に拾ってもらうハメになったし、兄貴の浩宮にいたっては略奪婚だし。
 でも、だ・い・じょ・お・ぶ!嫁ひでりの農村の男がフィリピンから嫁を迎えているみたいに、ムコ探しも東南アジアくらいまで手を広げればよい。食うや食わずやの貧しい暮らしをしている人なら、背に腹は代えられず愛子と結婚してくれるだろうさ。フィリピーノ殿下なら、ヒッキー雅子なんぞより皇室の国際交流によっぽど貢献してくれること間違いなし!
 それとも、金王朝からムコを迎えるってのはどう?政略結婚で日朝関係も万世一系の皇統も磐石だ。まあそれまで金王朝と天皇制が存続していればの話だが。

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